病気による痛みの可能性をチェック

病気が原因で生理痛が起こっている場合もある

生理痛を感じると言う女性の中には、もしかすると生理痛の陰に隠れている病気を患っている可能性もあります。生理痛は誰にでもある事だからと思っていると、いつの間にか病気になっていたなんて事もありますので、注意が必要です。

それでは、どのような病気が隠れているのかチェックしてみましょう!

こんな症状は要注意

まずは生理痛がほぼ毎回現れるという人で、以下の症状が当てはまるかどうかチェックしてみてください。

  • 生理時の出血量がいつもと比較して「多い」または「少ない」
  • 月経不順である(2か月に1回や半年に1回など不定期)
  • 生理の日数が7日前後よりあきらかに「長い」または「短い」
  • 血液の塊(レバー状)がよく出てくる
  • 量は多くなくてもいつまでも出血がダラダラ続いている
  • 通常の生理痛では感じたことが無い位の強い痛みを感じる

これらの症状どれか1つにでもチェックが入った場合には、婦人科に行って診察を受けることをお勧めします。

どんな病気が隠れているのか?

それでは、上記のチェック項目に当てはまった場合や生理痛の陰に隠れている病気についてお話しましょう。

子宮内膜症

通常であれば子宮内に出来る子宮内膜ですが、この組織が子宮以外の場所に出来てしまうことで起こる病気が「子宮内膜症」です。子宮以外の場所に出来た内膜も、生理が来るたびに剥がれ落ちていき、体外へ排出されます。

しかし何度も何度も繰り返していくうちに、内膜が周辺の組織と癒着し始めます。すると体外へ排出されるたびに、組織同士が剥がされる痛みが強くなっていき、激痛を感じるようになります。

子宮筋腫

子宮に出来る腫瘍で良性のものを「子宮筋腫」と言います。良性なのでガンではありませんが、子宮に腫瘍が出来ているのは間違いないので、生理痛のように腹痛が引き起こされることもあります。

生理中に出血量が多くなることや、いつまでも出血がダラダラ続くようになる事もあります。

子宮腺筋症

子宮内膜は子宮内に出来るものですが、子宮の筋肉内に内膜が出来てしまうという症状が「子宮腺筋症」です。仕組みは子宮内膜症と同じようなものなのですが、内膜組織が出来る場所が子宮筋肉内というものです。

いつまでも生理が長く続く、出血量が多くなるなどの症状が出てくるようになります。

生理痛の陰に潜む病気は、このような子宮の病気がいくつか考えられています。ただ上記以外の病気である、子宮がんや卵巣がんなどの可能性も無くはないと考えてもらいたいと思います。

ですから、生理痛を感じることが多い場合やその他の気になる症状がある場合には、早めに婦人科を受診するようにしましょう!

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